令和3年度より、神戸市防災気象官(気象防災アドバイザー)から、気象に関するトピックスをお届けします

令和3年度より、神戸市防災気象官(気象防災アドバイザー)から、気象に関するトピックスをお届けします

 国土交通省は、雨の降り方が局地化、集中化、激甚化しているという状況、あるいは、大規模な火山噴火がいつ起きてもおかしくないという状況を「新たなステージ」として捉え、それに対応するための今後の検討の方向性についてとりまとめた「新たなステージに対応した防災・減災のあり方」 を平成27年1月に公表しました。

 梅雨前線や台風の影響で西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となった「平成30年7月豪雨」、房総半島を中心とした各地で暴風等による被害が発生した「令和元年房総半島台風」など、毎年のように各地で梅雨前線や台風等の影響による土砂災害や河川の氾濫、浸水害等により、甚大な被害が発生しています。

 地球温暖化に伴う気候変動により、極端な降水がより強く、より頻繁となる可能性が高いことが、IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の報告書にも示されています。私たちが暮らす神戸市でも、いつ何時このような大災害に見舞われるかわかりません。
このようなことから、家庭で日頃から災害に備えたり、災害時には事前に避難したりするなど、自然災害に対する「心構え」や「知識」の備えの一助となるよう、自然現象や自然災害に関する内容をトピックス的に随時掲載していく予定です。

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