こどもおたすけガイド作成星和台鳴子防災福祉コミュニティ

こどもおたすけガイド作成

防コミとPTAと小学校が連携!こどもの安全を中心とした安全まちづくり

行事名:こどもおたすけガイド作成
   「きらきら40周年☆フェスティバル2015」の中のプログラム
実施日:2015年10月10日(土) 13:00~15:00
場所:星和台小学校体育館

学校がえりの午後3時、大きな地震があったらどうする?

学校がえりの午後3時、大きな地震があったらどうする?

平成26年11月、星和台鳴子防災福祉コミュニティは「地域おたすけガイド」を発行した。
災害発生後より72時間を想定し、防コミがどのような活動を始めるかをわかりやすく示したもので、A3二つ折りの4ページ構成にまとめてある。
具体的には防コミ運営本部の設置場所や防災資機材の場所、避難所や防災行政無線の設置場所、そして災害発生からなすべきこと8項目が明記してある。
いざというとき、とても頼りになりそうだ。

「こどもたちにもおたすけガイドがあると良いのではないか」とプログラムが企画された。
学校や自宅にいるときには教員や保護者がそばにいるが、登下校時にはこどもたちだけで判断が必要になる。
兵庫県防災士会からアドバイスを受けながら、準備を進めた。

学年の違うともだちと一緒に考えるこどもたちを、防コミメンバーが見守る

学年の違うともだちと一緒に考えるこどもたちを、防コミメンバーが見守る

「この時間なら自分はどうしているだろう。」「地震がおこったらどうするだろう。」
8人前後のグループに分かれたこどもたちはリーダーを中心に積極的に意見を出していく。
大きな模造紙があっという間にふせんでうまっていった。
顔を突き合わせて相談しながらグループごとに発表内容をまとめる、防コミのメンバーは基本的には見守りながら少し助け船を出す。
考える過程に安全な登下校のための発見があり、安全な行動を選ぶことができれば保護者の安心につながる。

こうしてこどもたちが自ら考えた「こどもおたすけガイド」は、地域の大人たちによって分析され、近々発行される予定だ。

小学校防災訓練のうち1回をPTA企画で実施

小学校防災訓練のうち1回をPTA企画で実施

この日は星和台小学校PTA役員を中心に準備を進めた総合防災と交流のイベント「きらきら40周年☆フェスティバル2015」。
授業のない土曜日の小学校に、こどもたちと保護者そして防災福祉コミュニティのメンバーと小学校教員が集まった。

星和台小学校は学期ごとに防災訓練を行っている。
そのうちの1回を小学校や防コミそして消防署の協力を得ながらPTAが企画した。
避難訓練の誘導役や搬送訓練のデモンストレーションも保護者がつとめる。
カレーとフルーツポンチは家族ごとに芝生で楽しむなど、こどもたちもいつもと違う学校の雰囲気を楽しんでいる。
スタンプラリーでダッシュするこどもたちは、最後まで元気いっぱいだ。

企画・準備・運営、このプロセスが防災力アップにつながっている

企画・準備・運営、このプロセスが防災力アップにつながっている

フェスティバルの全プログラムは次のとおり、楽しみながら親子が参加できるよう、工夫がこらされている。

■防災体験(AED体験、紙でスリッパを作ってみよう!、けむり体験、放水体験、非常放送と避難訓練)
■カレー作り(大人のみ)
■昼食(カレーとフルーツポンチ)
■こどもおたすけガイド作成
■大人教室(アロマ石鹸づくり教室、アロマセルフハンドマッサージ教室、筆ペン教室、お花教室、ミニツリー教室、フラダンス教室)
■スタンプラリー
■フラダンスショー

関連コンテンツ

PAGETOP